こんにちは。広報担当の山下です。
今回は、低たんぱく米と雑穀米を一緒に炊くとどうなるのか…?
その様子をお送りします。
みなさんは普段から雑穀米をお食べになりますか?
私は雑穀米=美や健康意識の高い人が食べているものというイメージが強く、数年前までは自分の食生活に馴染みのない食品でした。
ですが、最近ではコンビニで雑穀おにぎりが売られていたり、スーパーでも販売コーナーが設けられていたりと、普段の食事にも気軽に取り入れやすくなったように思います。
さて今回のブログは、そんな雑穀米と低たんぱく米を使った、やってみた【検証】ブログになっております。
※実際にお食べになる場合には、事前に主治医・管理栄養士に相談していただくことを推奨します。
腎臓病の食事療法を続けている方ならご存じかもしれませんが、玄米や雑穀米は白米に比べてたんぱく質が多く、ミネラルも豊富に含まれています。
健常な人からすると、それも雑穀米を食べることのメリットなのですが、たんぱく質やリン・カリウムの制限が必要な腎臓病の方にとっては、避けがちな食品なのではないかと思います。
ただ、腎臓病の食事療法を始めたばかりの方の中には、慣れない低たんぱく米に食べづらさを感じておられたり、栄養成分を考えるとなかなかアレンジもできない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は低たんぱく米を美味しく食べるアレンジの一つとして、雑穀米と炊くとどんな味・食感になるのかに着目してみていきたいと思います。
使用したのは『みしまのたんぱく質調整米1/50』と『農協のスーパーすぎるごはん』です。
『農協のスーパーすぎるごはん』は、食後の血糖値の上昇を穏やかにする機能性表示食品です。
水溶性食物繊維が豊富なもち麦やポリフェノールが多いもち黒米も配合されており、腸内環境を整える効果なども期待できる商品です。
(ビースタイルにて販売中!!⇒農協のスーパーすぎるごはん)
今回はみしま米2合(300g)に対して農協のスーパーすぎるごはん1袋(28g)を入れて試してみました。
みしま米は炊飯前に浸水しない方が良いので、水を入れる前に雑穀米を入れ、軽く混ぜます。
水は、通常の加水量+30mlを加えます。(今回は2合分の360ml+30ml)
軽くかき混ぜ、炊飯器の早炊き機能を使って炊飯します。
~約20分後~
炊飯器を開けると・・・
スーパーすぎるごはんに含まれている「黒米」の色が移り、お米は全体的に薄い紫色になりました。
(雑穀米の量を調整することで、紫色の濃さも変わってきます。)
また、写真では少し水っぽく見えるかもしれませんが、これはお米のツヤです!
みしま米は普通のお米に比べると透明に近い色をしているので、炊き上がった後もこのようにお米の表面がツヤっとして見えるのが特徴です。
社内で試食してみたところ、味の好みは人それぞれでしたが、「食感が良い!」という意見が多く出ました。
低たんぱく米はもちもちとした食感が特徴で、それ故に時間が経つとごはんがくっついて塊のようになってしまうことがあるのですが、雑穀米が入ることでそれがかなり解消されたように感じました。
低たんぱく米のもちもち感だけでなく、雑穀米のプチプチとした食感も感じることができます!
個人的には、雑穀米を入れることでお米そのものの風味が増したように感じて、味もより美味しくなったように感じました!
みしまのたんぱく質調整1/50に2合に対して農協のスーパーすぎるごはん1袋(28g)を入れて炊飯したときの栄養成分は下記の通りです。
(※健康志向食堂/弁当における「農協のスーパーすぎるごはん」を含んだご飯の栄養成分を参考に当社管理栄養士が換算した値です)
みしまのたんぱく質調整米は、通常のお米に比べるとたんぱく質が1/50にカットされており、たんぱく質がほぼ0gのお米です。
そこにスーパーすぎるごはんを加えて炊飯することで、たんぱく質は約0.3gと通常のごはんの1/10ほどになります。
たんぱく質量がやや増えますので、ご自身の制限値に合わせて食べる量を調整したり、他の食事から摂取するたんぱく質量を調整していただくことが必要です。
嬉しいポイントとしては、スーパーすぎるごはんに含まれる「スーパー玄米(WE米)※1」と「フクミファイバー※2」との相乗効果により、不溶性・水溶性の「Wの食物繊維」が豊富に摂取できることです。
※1 JA北大阪と公立大学法人大阪の共同開発により栽培した、特殊なお米です。
※2 国立研究開発法人・農研機構が開発した大麦品種です。
いつものごはんに混ぜて炊くだけで不足しがちな食物繊維を補えて、しかも美味しい!
疾患をお持ちの方は、事前に主治医や管理栄養士にご相談いただいたうえでお試しくださいませ。
★今回紹介した商品のご購入はこちら
画像をタップ・クリックすると商品ページに移行します。
・農協のスーパーすぎるごはん(28g×6袋)
こんにちは。広報担当の山下です。
3月に入り、日中は暖かくなってきましたね!
だんだんと日が長くなってきて、春の訪れを感じます。
さて今回は、当社でも販売中の『粉飴ゼリー』と『粉飴ムース』を全種類ご紹介したいと思います!
粉飴ゼリーや粉飴ムースは、エネルギー補給をしたい方におすすめの商品です。
たんぱく質が0gで、ナトリウム、カリウム、リンもほとんど含まないのが特徴で、腎臓病の患者さんや低エネルギーになりがちな高齢者の方に利用されています。
そもそも『粉飴』とは、糖質由来のマルトデキストリンを主成分としたエネルギー補給用食品です。
マルトデキストリンとは…
トウモロコシのでんぷん(コーンスターチ)を主な原料とする糖質です。
これを酵素で分解すると、でんぷん⇒デキストリン⇒マルトデキストリン(粉飴)となります。
粉飴の甘さは砂糖の1/8程度なので一度に多くの量を摂りやすく、素早くエネルギーに換わるのが特徴です!
ゼリーやムースが苦手な方には、料理や飲み物に溶かしてお使いいただける粉末タイプの『粉飴』もございます。
(ブログの最後に紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。)
ではまずは、『粉飴ゼリー』から見ていきましょう!
粉飴ゼリーは全部で4種類、りんご味・オレンジ味・もも味・ぶどう味があります。
パッケージにも大きく書いてある通り、
1個あたりは82gで、エネルギー160kcal、たんぱく質0gです。
いよいよ開封!
と思いきや…フタが少々固め。
力一杯開けて中から液体が飛び出てきたら嫌だなと思いつつ、恐る恐る開けてみましたが、その心配はありませんでした。
離水がなく、ゼリーを傾けても汁が出てくることはありません。
ただ、ご高齢の方など指先の力が弱い方は多少開けにくさを感じられるかもしれません。
開けてみると中身はこんな感じです!
蓋を開けるとフルーツの良い香りがしました。
ゼリーは離水が少なく、ぷりんっと弾力がありそうな見た目をしています。
りんご味
オレンジ味
もも味
ぶどう味
写真だけでは想像しづらいかもしれませんが、スプーンですくった感じや口に入れた感じは、ややもったりとしています。
プルっツルっとしたみずみずしさはありませんが、フルーティですっきりとした甘さで食べやすいです。
(特に高カロリー・高たんぱくのゼリー類と比べると、口当たりや甘さが軽いので完食しやすいのではないかと思います!)
4つの味の栄養成分はすべて同じで、食物繊維が5g入っているのも嬉しいポイントです。
続いて、『粉飴ムース』を見ていきましょう。
いちご、ぶどうなどの定番の味から、レモンライムやラ・フランスといった珍しい味までバリエーション豊かな8種類が展開されています!
サイズは1個あたり52gと粉飴ゼリーより小さめなので、なるべく少ない量でしっかりエネルギーを摂りたい方におすすめです!
中身は…
名前の通り、ムースなので白っぽい色をしています。
粉飴ムースは、嚥下ピラミッドL1/学会分類2013コード1J相当の商品で、プリンのと同等の柔らかさになっています。
(下の画像をタップ・クリックすると学会分類2013の詳細をご覧いただけます)
ブルーベリー味
粉飴ムースは少しですが、離水がありました。
食感はどの味もふわっ、もっちりという感じです。
粉飴ゼリーほどフルーツの香りは強くありませんが、いちご味やぶどう味のお菓子のような甘い香りがしました。
そして気になる味ですが、
ラ・フランス味、パイナップル味、レモンライム味は、酸味のあるさっぱりした甘さなので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。(私も甘いものがあまり得意ではないので、この3つの味がイチ押しです!)
他の味も甘ったるくなく、容量も52gとエネルギー補給のゼリーの中では小さめなので、食べやすいのではないかと思います。
特にマンゴー味は、マンゴーがもともと酸味が少なく濃厚な果物ということもあり、ムースになっても違和感のない甘みで美味しいです。
粉飴ムースも1個あたり160kcalと、ごはん約1杯分のエネルギーを補うことができます。
たんぱく質は0gで、ナトリウムやカリウム・リンも殆ど含まれていないため、腎疾患の低たんぱく質・高エネルギー食のエネルギー源としてぴったりな商品ではないでしょうか。
「ゼリーやムースはあんまり…」という方には、溶かして使う粉末タイプの『粉飴』もございます。
ソースやドレッシングに混ぜて使ったり、コーヒーや紅茶に砂糖の代わりに入れることで簡単にエネルギーアップができます!
※商品画像をタップ・クリックすると商品ページに移行します。(1kgタイプと13g×40包タイプがございます)
今回、全種類ご紹介した『粉飴ゼリー』『粉飴ムース』は、ビースタイル各店舗にて1個からご注文いただけるほか、全種類セットもございます。ぜひチェックしてみてくださいね!
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